防衛施設庁の官製談合が話題になっている。談合は昔から経済活動が続く限り付きまとう必要悪なのだろう。官にも財にも民にもそれなりのメリットがある限り無くならないだろう。 発注側の公共事業団体や省庁は決まった予算内にさえ入れば、誰からも文句は出無いし、予算を消化するのが慣習になっている限り、特定のメーカーでしかも経験と前例重視で発注していれば、安心だし、手間もかからない。受注側は、過当競争による入札の無駄な手間は省けるし、年度の予算も見通しも立て安い。これほど有難い顧客は無いのだ。 会社の担当者やその家族は会社が利益を上げてくれれば給料は増えるし安定した生活が出来てハッピーそのものである。しかも、橋が出来たり、建物が出来たり、高速道路が出来たり国民にとってもハッピーのはずで、4方全てハッピーのはずなのだが???
今回特に問題なのは、過去に何度も摘発されながら、省庁の代表格たる防衛施設庁がおおよそ罪の意識や反省も無く、半ば公然と日常的に堂々と談合が行われていた点だ。
特に国民が頭に来るのは、高い落札価格による税金の無駄使いと、天下りだ。人間の習性で、談合が無くならないのなら、市場価格の半値ぐらいで予定価格を設定して、堂々と談合させれば良いのだ。
また、天下り役人の退職金の二重取りを皆怒っているのだ。一般企業だって例えば子会社への天下りはあるが、親会社を退職する時、子会社で働く年数分も加算して退職金を貰い、子会社からを貰わないケースが多い。要するにダブりでは貰えないのだ。
私も仕事柄、天下りを受入れた経験がある。狙いを付けた人間1人に対して、付録に窓際人間が2、3人付いて来る。これが厄介で禄に仕事も出来ないのにチヤホヤしてやらないとすぐ御注進されて、痛くも無い腹を探られたり、しっぺ返しを受ける。
企業にとってそれでも省庁から仕事を貰う上でメリットがあるから受入れるのだが。
こんな悪循環と慣習は早く断ち切ってもらいたいものだ。
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